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何気なく渡る橋にも物語がある・・・鎌倉十橋(歌の橋) 
2014/02/21 Fri. 21:38 [edit]
歌の橋
むかし、渋川刑部六郎兼守という文武両つながらすぐれた武士がおりました。
何者かがたくらんだとみえて、幕府に弓を引く恐ろしい謀反人との罪を着せられ捕らえられて刑場の露と消えるばかりとなりました。
今はこれまでと覚悟を決めたものの、無実の罪で死んでいくことは残念のきわみですから、己の心を歌に託して、荏柄天神の社に捧げました。
当時の将軍は歌詠みの名人として名高い右大臣源実朝でしたからこのことを聞き、さっそく六郎兼守の奉った和歌十種を手にとって見ました。
歌は今に伝わっていないので秀歌というのではなく、関東武士らしい朴訥(ぼくとつ)きわまる歌であったかも知れませんが、内容は真実味があふれていて実朝公をいたく感動させたのでしょう。
さっそく無罪放免としました。。
順徳天皇の保元元年(1218)のことと伝えられています。
渋川六郎、こうして思いがけもなくこの世に生き永えられることが出来たので、感謝の意を表すために、荏柄天神の横に流れる滑川の支流(二階堂川)に橋を寄進舌のです。
出典 鎌倉趣味の史跡めぐり 長峯五幸
歌の橋の架る二階堂川
category: 鎌倉市
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