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顔に張り付いたお面(2)  

この話は、前回(9月26日)掲載の続きになっています。

姑に言いつけられて、実家に帰ってた嫁は、日もとっぷり暮れた多摩川べりを帰る途中、女体神社にぬかずいて「どうぞ私を無事に家へと送り届けてくださいませ」と、手を合わせた。 

嫁を里へ行かせた姑は、夜になると、村の神社の拝殿に忍び込み、祭りに使う「鬼の面」を探すと、それを袂(たもと)に隠し持ってヒタヒタと一本橋に向かっていった。
姑は、鬼の面をつけると、すすきの中に隠れて嫁の帰りをいまや遅しと待っていた。
嫁は真っ暗な夜道を石や草の根につまづきながら小走りに走ってきた。
糸のような細い月が、わずかな光を一本橋に投げかけていた。
嫁は一本橋を注意深く渡り始めた。
そのとき、鬼の面をつけた姑の目がクラクラッとした。
嫁の顔は、弁天様のように美しく、しかも金色に光輝いておった。
姑はあわてて面をとろうとしたが取れない。取ろうとして、もがけばもがくほど、面は顔に食い込んでいく。
姑の顔からは血が流れた。
顔をかきむしりながら草むらにどっと倒れてしまった。
その物音に嫁は飛んできて、抱き起こそうと姑の手に触れると、鬼の面はポロリと外れた。
「あっ!おっ母さんでしたか。遅くなってすみません。私を迎えていてくれたんですか。申し訳ありません。さ、家へ帰りましょう」
嫁は姑の手を引いて家へ帰っていった。
家についた姑は、一部始終を語って嫁に謝りました。
それからはいい姑になり、親子三人で力を合わせて働いたという。

幾日かたって、村のものが一本橋を渡ろうとすると、すすきの中で鬼の面を見つけた。
「あれ?これは鎮守様の祭りに使うお面だが、どうしてこんなところに・・・・・」
村の者は鬼の面を鎮守様にお返しした。
このことが村人に知れると、誰言うことなくこの一本橋を「鬼げ橋」と呼ぶようになったという。


出典 神奈川県の民話と伝説 萩坂 昇





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category: 川崎市

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コメント

No title

日本全国、内容は少し違いますがどこにもこの手の民話はあります。

ふくちゃん #- | URL
2014/09/29 22:21 | edit

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